三好 幹夫
Mikio Miyoshi
経歴
米子東高校、名古屋大学大学院法学研究科を卒業後、東京地裁、広島地裁、裁判官弾劾裁判所・参議院法制局、大阪地裁、東京地裁、最高裁調査官、司法研修所教官、東京地裁所長代行、前橋地裁所長、東京高裁部総括判事、上智大学法科大学院教授を経て、東京弁護士会登録(30期)
公益活動等
2011年~2012年 | 上毛新聞社オピニオン21委員 |
2013年~2015年 | 東京弁護士会綱紀委員会外部委員 |
2017年、2018年 | 司法試験考査委員 |
2015年~2021年 | 内閣官房内閣人事局退職手当審査会委員(会長) |

司法研修所教官をしていた頃に同じクラス(司法修習59期13組)を受け持った同僚の故平松和也弁護士に導かれ、上智大学在職中に当事務所の一員となりました。
裁判官在任中は、広島地裁と民間研修の長島大野法律事務所(当時)で民事、商事の案件に関与したほかは、ほぼ一貫して刑事裁判を担当しました。
弁護士としては、一転して、ほぼ全部が民事事件で、医療事故等の損害賠償請求事件、労働関係事件、建築訴訟等に関与して参りました。
時代に対する感受性とfairな精神で、いつまでも社会に貢献したいと願っています。



最近の執筆活動
LIC・2025年1月
「弁護人からの刑訴法316条の26第1項に基づく証拠開示命令請求の棄却決定の謄本が先に弁護人に送達され、その後に被告人本人に送達された場合における、同決定に対する弁護人の即時抗告提起期間の起算日」判例秘書ジャーナルHJ200064
成文堂・2024年5月
「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律51条1項3号による原審の医療終了決定について、対象者からの抗告申立てを上訴の利益を欠いて不適法とする一方、同法49条1項による指定入院医療機関の管理者からの抗告申立てに対し同決定に重大な事実誤認があることを認めてこれを取り消し、事件を原審に差し戻した事例」刑事法ジャーナル80号
LIC・2023年5月~9月
LIC刑事判例研究会「裁判員裁判における責任能力判断に関する共同研究」の連載として共同研究⑴判例秘書ジャーナルHJ200043(2023年5月)、共同研究⑸HJ200048(2023年7月)、共同研究⑹HJ200049(2023年7月)、共同研究⑺HJ200050(2023年8月)、共同研究⑻HJ200051(2023年8月)、共同研究⑼HJ200053(2023年9月)
LIC・2022年7月
「農地の売買契約が締結されたが、譲受人の委託に基づき第三者の名義を用いて農地法所定の許可が取得され、当該第三者に所有権移転登記が経由された場合において、当該第三者が当該土地を不法に領得したときの横領罪の成否」判例秘書ジャーナルHJ200039
LIC・2021年11月
「アルコール依存と医療観察法―アルコール依存にり患している対象者について、医療観察法による入院決定をした原々決定を取り消した原決定に同法42 条1項、64 条2項の解釈適用を誤った違法があるとされた事例―」判例秘書ジャーナルHJ200033
LIC・2021年9月
「違法収集証拠として証拠能力を否定した第1審の訴訟手続に法令違反があるとした原判決に、法令の解釈適用を誤った違法があるとされた事例」判例秘書ジャーナルHJ200031
LIC・2021年6月
「自動車を運転する予定の者に対し、ひそかに睡眠導入剤を摂取させ運転を仕向けて交通事故を引き起こさせ、事故の相手方に傷害を負わせたという殺人未遂被告事件について、事故の相手方に対する殺意を認めた第1 審判決に事実誤認があるとした原判決に、刑訴法382 条の解釈適用を誤った違法があるとされた事例」判例秘書ジャーナルHJ200030
有斐閣・2021年4月
「上告審による弁論を経ない破棄判決」令和2年度重要判例解説
有斐閣・2020年12月
「量刑と余罪」特集1刑事公判の実務と理論・法学教室483号
LIC・2020年7月
「違法収集証拠排除法則の現在―控訴審において続出する破棄無罪判決の示唆するもの」判例秘書ジャーナルHJ200026
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